毎日アジアビジネス研究所 所長 春日孝之

私は1990年代の半ばから、中東を含む広義の「アジア」で国際報道を担ってきました。テロ、内戦、クーデター、戦争・・。それらの前線や深部に身を置く中で、「一次情報」「現場」にこだわり、精度の高い情勢分析を目指してきました。

思惑や利害が絡んだ「情報」の真偽やウラを推し量りつつ、事実を積み重ねる。マクロとミクロの視点を行き来しながら、インテリジェンスの領域にも踏み込んで、リスクを伴う地道な作業でした。

そうした経験を踏まえ、これからは不特定多数の読者ではなく、アジアに関心を抱く特定の会員に向けた情報の収集と分析、発信に軸足を移すことになりました。「毎日アジアビジネス研究所」です。

取り扱う情報は、報道ベースと同様に政治や経済の情勢についても網羅しますが、より個々具体的です。個人の安全や企業のリスクマネジメント、さらに進出・撤退という経営判断の材料としても欠かせない、価値ある情報の提供を図ります。

「情報」は、時に個人の生命や企業の存亡を左右しかねません。