日本の情報センターが発足開所式に大臣出席

ラシード・ハッサン環境相インド洋に浮かぶ観光地として知られるモルディブ共和国に日本の投資やビジネスを呼び込もうと一般社団法人「モルディブ・ニッポントレードインフォメーションセンター」(朝倉剛一代表理事、東京都中央区=通称MJTIC)が発足し、センターの開所式が6月27日、東京都千代田区の霞が関ビル内で行われた。開所式には、モハメド・アスラム国家計画インフラ相=写真右、ラシード・ハッサン環境相=同左=ら同国幹部5人が出席した。

モルディブ共和国は約1200の島々からなり、人口約34万人(うち首都マレは約13万人)、面積約298平方㌔(全島総計、東京23区の約半分)のイスラム教徒の国。かつての独裁的な政治体制から民主化が進展しつつあり、観光とマグロ・カツオ漁の経済基盤に加え、新たなインフラ整備やビジネスを展開しようとしている。

同国幹朝倉氏は「日本にモルディブの投資・ビジネス案件の情報があまり入ってこない。(情報交換など)両国の交流を活発にするためMJTICを設立した。日本の中小企業はじめモルディブに進出する機会があれば雇用を創出していきたい」とあいさつした。モハメド・アスラム氏らモルディブ側は、多くの島々を結ぶ通信をベースに、(1)フェリー交通網、住宅、バイオ発電などインフラ整備(2)水やゴミ処理など環境分野(3)美容医学などの医療分野で日本の技術を活用したいと述べ、開所式に参加した日本の関係企業と意見交換した。

最後に眞柄秀明MJTIC専務理事が「会場の霞が関ビルも50年、日本とモルジブも国交50周年。これから両国の輝く50年のために頑張っていきましょう」と結んだ。【毎日アジアビジネス研究所】

モルディブを訪れる観光客に人気のある、青い海に浮かぶパームツリ
モルディブを訪れる観光客に人気のある、青い海に浮かぶパームツリ
ーに覆われた珊瑚礁の小さな島=川辺章生撮影