1原油ステーションポンプ

中国が「一帯一路」の拠点と位置付ける、ベンガル湾に面したミャンマー西部ラカイン州のチャウピュー経済特区(SEZ)。「ベンガル湾にミニ・シンガポールが誕生する」と報じられた中国主導の巨大な経済開発計画は今、ミャンマー側の抵抗で大幅な規模縮小を迫られている。チャウピューにはSEZとは別に、中国企業が建設した原油陸揚げ施設がすでに稼働し、そこから中国本土に直接つながる石油パイプラインを通して原油の搬送が始まっている。一帯一路の海と陸との結節点として機能し始めている中国のインド洋進出の最前線・チャウピュー。中緬関係の今後や「一帯一路」の行く末を探った。

岛欢迎您」

「ほら。あれだ」。漁船の船頭が指さす方向に突然、近代的な港湾施設が現れた。桟橋に設置された4基の黄色いタワー=写真上=は、タンカーから原油を積みおろすポンプ設備だという。

続きは会員専用(Members only)です