IMG_9766毎日アジアビジネス研究所は7月9日、東京都千代田区の如水会館で、2014年から今年3月まで4年間、駐ミャンマー大使を務め帰国したばかりの樋口建史(たてし)氏をお招きし、会員企業の皆様との懇談会を開催しました=写真(右が樋口前大使)。

樋口氏は警察庁出身。北海道警察本部長や警視庁のトップである警視総監を歴任した後、ミャンマー大使を務めた異例の経歴の持ち主で、大使として、日本企業のミャンマー進出支援に尽力しました。

食事をとりながらくつろいだ雰囲気で行われた懇談では、出席した会員企業の方から「ロヒンギャ問題がミャンマーでのビジネス展開に影響を与える可能性があるか」などの突っ込んだ質問がありました。樋口氏は状況を丁寧に説明した上で、「その可能性は限りなくゼロに近い」と答え、出席者を安心させました。

樋口氏は毎日アジアビジネス研究所について、「企業の海外展開は社運をかけて行う真剣勝負。研究所は、『こういう分野の、この案件はどうだろう?』という企業の問いかけに、注文生産的に応じる組織であってほしい」と期待を表明。また「ミャンマーの政府も経済界も、日本企業に来てもらいたい、日本企業と組みたいと心の底から思っている。しかし、現状ではミャンマー側の片思いで、著しくバランスがとれていない。日本の中堅・中小企業の(進出の)水先案内役を引き受けることも、研究所に期待される役割だ」と話しました。