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◆ ダッカ人質テロ事件とロヒンギャ問題--日本人はなぜ犠牲になったのか(上)
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金子淳=毎日新聞ニューデリー支局長(2018/1/30配信)バングラデシュの首都
ダッカで2016年7月に発生した人質テロ事件は、日本人7人を含む22人
が殺害される惨事となった。犯行声明を出したのは、過激派組織「イスラム国
(IS)」。穏健なイスラム教徒が多く宗教対立が比較的少ないと言われてき
たバングラだが、この事件は水面下で過激主義が広がっていることを強く印象
づけた。あれから1年半。これまでのところ、大規模なテロ事件は起きていな
いものの、過激主義が根絶されたかは疑問が残る。事件の背景や最近のロヒン
ギャ難民流入などを掘り下げ、バングラの治安情勢を考えたい=写真は襲撃現
場となったダッカのレストランにつながる道の前で、周囲を警戒する警察官、
金子淳撮影。
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◆ ダッカ人質テロ事件とロヒンギャ問題--日本人はなぜ犠牲になったのか(中)
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金子淳=毎日新聞ニューデリー支局長(2018/1/30配信)バングラデシュの首都
ダッカで起きた人質テロ事件を起こした地元過激派組織「ネオJMB」。その
実態は過激派組織「イスラム国(IS)」とのつながりがあるとみられ、IS
へ送り込まれた過激派メンバーもいた。バングラでは事件後、警察の取り締ま
りが強化されネオJMBは弱体化しているが、ISの過激思想を根絶するのは
不可能に近い。若者がISの思想に染まる危険は常にあり、今後も「グローバ
ル・ジハード」を追求する過激主義者が出る恐れは捨てきれない=写真は人質
テロ事件の容疑者が会ったとみられるダッカ市内のモスク、金子撮影。
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◆ ダッカ人質テロ事件とロヒンギャ問題--日本人はなぜ犠牲になったのか(下)
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金子淳=毎日新聞ニューデリー支局長(2018/1/30配信)バングラデシュの首都
ダッカで人質テロ事件が発生してから約1年後、バングラ南東部コックスバザ
ールには多数のロヒンギャ難民が押し寄せた。現地ではロヒンギャ難民の人口
が一気に100万人近くまで膨れあがったとも言われ、地元経済に大きな影響
を与えている。武装組織の戦闘員が潜伏しているとの情報もあり、治安への懸
念も高まっている。バングラの過激派の現状や治安情勢を見ていくには、難民
問題についても注視していく必要がある。=写真はトタンで作ったマドラサで
学ぶロヒンギャの避難民たち=バングラデシュ南部コックスバザールで金子撮

( https://ss.mainichi-asia.biz/login_article?page=detail&id=125 )
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◆ 中国はなぜ、ラカイン危機でミャンマーを支持するのか
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シードアウンミン=ビルマ人ジャーナリスト(2018/1/30配信)ミャンマー西部
ラカイン州北端部から隣国バングラデシュにベンガル系イスラム教徒「ロヒン
ギャ」が大量に逃れた問題をめぐり、米国は2017年12月21日、ロヒン
ギャ武装組織の掃討作戦を指揮したミャンマー国軍の現地司令官に対し、ロヒ
ンギャ問題では初めての独自制裁を発表した。これに対し、中国はミャンマー
国軍への支持を表明するなど、ミャンマー寄りの姿勢を鮮明にしている。いく
つかの背景を指摘したい=写真は春日孝之撮影。
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◆ 日本の中古車輸入禁止でミャンマー自動車市場はどう変わる?
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シードアウンミン=ビルマ人ジャーナリスト(2018/1/30配信)ヤンゴンの道路
を埋め尽くす日本から輸入された中古の小型乗用車。ミャンマーの道路交通は
日本とは逆の右側通行だが、右ハンドルのまま使用されている。だが政府は2
018年1月から、左ハンドル以外の自動車の輸入を禁じる新たな輸入規制を
導入、ミャンマーの自動車市場は激変しようとしている=写真は春日孝之撮影
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