大統領候補の体は語る:ワシントン 古本陽荘

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11月の米大統領選の民主党の指名候補を選ぶ正式な手続きが2月3日の中西部アイオワ州党員集会と11日の東部ニューハンプシャー州予備選で始まった。まだ、突出したフロントランナーは現れていない。長期戦になるという見方も出てきた。

選挙集会では、政策や基本的な考え方を有権者に説明し、支持を求める。だが、実際には言葉だけではなく、候補の体の動きや表情が訴えかける部分も大きい。ニューハンプシャーの現場で見た各候補の様子を振り返ってみる。

壇上で最も激しく動き回るのは、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)だ。上着は着ないで、白いシャツにネクタイ姿で登場。腕をまくっている。背が低いこともあり、ステージはやや高めにセットされている。その上をしゃべりながら、右に左に何度も動く。マイクを持っていない方の手は、上下に動く。マイクを握る手も右と左で頻繁に代わる。躍動感で若さをアピールしているように見える。

エリザベス・ウォーレン上院議員(70)も動きが激しい。手を上に掲げている時間が長い。会場が盛り上がった時に、体を持ち上げるポーズを取るが、左手を上げ、同時に左足を宙に浮かせる不思議な格好をする。独特のリズム感だ。

バーニー・サンダース上院議員(78)は壇上の歩みはゆっくりだが、右手の動きが激しい。人さし指と親指を少し突き出し、何度もつつくように動かす。相手を攻撃しているような印象だ。

ジョー・バイデン前副大統領(77)もゆっくりと動き回る。変化があるのは口調だ。冗談を言う時は柔らかくしゃべるが、トランプ大統領を批判する際などでは声を荒らげる。

体の動きが少ないのがエイミー・クロブシャー上院議員(59)だ。時々、手を上げ下げするが、下半身はほとんど動かない。落ち着いた感じを与える。話に集中しやすい空気が流れる。

大統領を選ぶ際には政策だけではなく、その候補が信頼できるかが大きな要素となる。候補の集会での「動き」に注目すると、なんとなく人柄が理解できたような気がした。(2020年3月 北米総局)